男性専門泌尿器科 初診察
こんにちわ。
takako の旦那です。
今回は無精子症の疑いで (診察の結果、非閉塞性無精子症と判明するわけですが。。)
受診したクリニックでの治療の内容を簡単に説明します。
以下が私が受診した検査の一覧です。
- 精液検査
- 血液検査 (ホルモン検査)
- 染色体検査
- Y染色体微小欠失分析(AZF)
- 肛門エコー検査
- 触診・視診
精液検査とは、
採取された精液から、精子の数・運動率・精子奇形率 を主に測定します。
無精子症の場合は、そもそもの精子数が 0 となるので運動率などは測定不能となりますが。。
精液は、病院内の専用の個室で採取をすることになります。
血液検査 (ホルモン検査)では、
主に精巣機能に重要な FSH・LH・PRL の値を測定します。
特に非閉塞性無精子症の場合は、FSH や LH が異常値を示す場合が多いようです。
染色体検査では、
主にクラインフィルター症候群かどうかなどを、採取した血液から検査します。
受診したクリニックから専門の医療機関へ血液を送り検査をするため、
通常は結果がでるまで 1-2 週間かかると思います。
Y 染色体微小欠失分析は、
性染色体である Y 染色体の AZF 領域と呼ばれる部分の欠失の分析を、採取した血液から行います。
欠失の領域によっては、遺伝的に精子のできないことが結果からわかり、
無駄に手術を受けることを避ける目的もあります。
こちらも専門の医療機関へ検査の依頼をすることになるため、
結果は 1-2 週間かかると思います。
肛門エコー検査では、
陰嚢部の血流に異常がないか、精子の通り道となる管につまりがないかなどを確認します。
閉塞性無精子症の場合は、この精管と呼ばれる通り道に問題がある場合が多いとされています。
しかたがないですが、超音波機器を肛門に入れられるのは非常に気持ちがわるかったです。
触診・視診では、
主に睾丸の大きさを確認していると思います。
特に非閉塞性無精子症の場合、精巣の働きが正常に行われていないことが多く、
その場合は睾丸が一般的なサイズよりもかなり縮小していることがあります。
先生の前で陰部を晒すことになりますので、やや恥ずかしい気持ちもありました。
各検査の詳細や、
非閉塞性と閉塞性との違いなどはまた別の記事で紹介していこうと思います。